露地植えブルーベリー防鳥網設置 その2 (防鳥網展開)

先週末、防鳥網用ハウスパイプ設置に続いてホームセンターで防鳥網(30mm目,太さ1000デニール,9mx18ｍx2枚)を調達、実家倉庫保管の誘引線を準備し、梅雨空と相談しながらネット張り作業を行った。

この種の展開型の防鳥網をアーチ形のパイプハウス (高さ3mx幅5.4mx長さ32m) に掛けるには工夫が要る。

アーチ状ハウスパイプの周囲幅は約9mなので菱形の網目が30mm(正方形)になるように規格幅9ｍｘ18ｍの防鳥網2枚を長さ方向に展開すれば36m以上引っ張れる計算になり妻面も被うことが出来そう。

ところが、説明書記載の水平に張る場合は容易でも、背の高いアーチ状のパイプハウスへの展開はYouTubeなどでも参考になるものがなく試行錯誤するしかない。

最終的には一旦防鳥網を側の空き地に水平に展開しておき、4人がかりで網の2隅は竹竿で高く持ち上げて3ｍのハウスパイプ中央を超えて被せる方法を採った。

この種の展開型防鳥網の張り方の要点と苦労した点を下記に残しておく。

１．元々菱形網目なので縦横方向への伸ばし度合いによって正方形の網目が形成される。

２．規格寸法(今回は幅9mx長さ18m)となるよう展開するのは意外に難しい。

３．ハウスに被せた後の防鳥網の展開調整は縦横ではなく斜め45度に引っ張ると良い。

４．購入時の状態で幅方向の中央に印(写真の赤スプレー)を付けておくと展開時に助かる。

５．ハウスの屋根面には防鳥網を展開し易いように長手方向へ誘引線(4本)を張る。

今回譲り受けた中古の農業用ハウスパイプ(径22mm)を利用した防鳥網を改めて見るとブルーベリー用としては広過ぎる感もあるが大は小を兼ねるか？?　

完熟し始めたSH系の果実もこれでヒヨドリの餌食から逃れられる。

梅雨の雨が続くので一旦広島に帰り天気が回復したらサポートや妻面扉など付帯工事を行って完成させる予定。

2020.06.28 パイプハウスへの防鳥網展開完了(斜め側面より見る)

2020.06.28 パイプハウスへの防鳥網展開完了(妻面より見る)

2020.06.26 防鳥網展開 (上面誘引線張と妻面への展開)

2020.06.26 防鳥網中央位置マーキング

2020.06.24 防鳥網と誘引線

2020.06.25 SH系ブルーベリーの収穫 (約700g)

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